2025年2月4日
糸リフトと照射系リフトの違いとそれぞれのメリット

頬やあごのたるみが気になってきたら、リフトアップ施術に興味を持つ方も多いでしょう。しかし、顔のたるみをしっかり引き上げたい方と、自然な仕上がりを希望する方では選ぶべき方法が異なります。
この記事では、糸リフトと照射系リフトの違いや、それぞれのメリットについて詳しく解説します。パワフルな引き上げが魅力の組み合わせ治療についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
目次
リフトアップ施術の種類と特徴
切らないリフトアップ施術には、「糸リフト」と「照射系リフト」という大きく2つの方法があります。
糸リフト
糸リフトは、専用の糸を使用して皮膚を直接引き上げる施術です。この方法は、たるみやしわを改善する目的で行われます。使用される糸にはさまざまな種類があり、それぞれ素材や太さ、形状が異なります。
糸リフトの特徴は以下の通りです。
● 即効性:施術直後からフェイスラインやほうれい線の変化を実感できます。
● コラーゲン生成:糸が皮膚を刺激してコラーゲンの生成を促進し、引き上げ効果を長期間維持します。
● 種類の豊富さ:小じわの改善や小顔効果、二重顎や口横の引き締めなど、目的に応じた糸を選択できます。
糸は徐々に分解・吸収されますが、数カ月から1年程度は皮膚に残り、その間に肌を支える効果を発揮します。
照射系リフト(糸以外のリフト)
照射系リフトは、超音波(HIFU)やRF(高周波)、レーザーなどのエネルギーを使用してリフトアップを図る方法です。
この方法の主な特徴は以下の通りです。
● 肌の深部にアプローチ:特にHIFUでは、SMAS筋膜や皮下脂肪にまでエネルギーを届けられます。
● コラーゲン生成:熱エネルギーによってコラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌にハリを与えます。
● 肌表面に傷がつかない:ダウンタイムが少なく、施術後すぐに日常生活に戻れます。
糸リフトと照射系リフトの違い
糸リフトと照射系リフトには、施術方法だけでなく効果の現れ方や副作用、ダウンタイムなどにも違いがあります。
効果の現れ方と持続時間
● 糸リフト:即効性があり、施術後すぐに引き上げ効果を実感できます。効果の持続期間は糸の種類によりますが、一般的には半年から1年程度です。糸が吸収された後も、生成されたコラーゲンが肌を支え続けます。
● 照射系リフト:効果が現れるまでに2週間程度かかる場合があり、リフトアップ効果のピークは施術後1〜2カ月です。持続期間は4〜6カ月程度とされ、糸リフトより短めです。
副作用やリスク
糸リフト
● 糸を挿入するため、小さな傷が生じます。
● 施術後、痛みや赤み、腫れが一時的に現れることがあります。
● 感染症や違和感が生じるリスクがあります。
照射系リフト
● 肌表面に傷はできませんが、施術後に軽い赤みや腫れが生じる場合があります。
● 乾燥しやすくなるため、アフターケアが重要です。
ダウンタイム
糸リフト
● 数日間は痛みや腫れが残ることがあります。
● 内出血がある場合、目立たなくなるまで10日前後かかることがあります。
照射系リフト
● ダウンタイムがほとんどなく、施術後すぐに通常の生活に戻れます。
費用
● 糸リフト:使用する糸の種類と本数で費用が変わります。
● 照射系リフト:使用する機器や照射部位、ショット数などにより費用が異なります。
どちらを選ぶべき?
どちらのリフトアップ施術が適しているかは、個々の希望や肌の状態により異なります。
糸リフトのメリット
● 強力な引き上げ効果が期待できる。
● 即効性があり、施術直後から変化を実感できる。
● 長期間の効果が得られる。
照射系リフトのメリット
● 自然な仕上がりを希望する方に適している。
● 肌の代謝を向上させ、キメや毛穴の改善も期待できる。
● ダウンタイムが少なく、手軽に受けられる。
両方の施術を組み合わせる選択肢
糸リフトと照射系リフトを組み合わせることで、それぞれのメリットを生かした相乗効果が期待できます。同日に施術する場合は、照射系リフトを先に行い、その後に糸リフトを施すのが一般的です。
まとめ
糸リフトと照射系リフトにはそれぞれ異なる特徴とメリットがあります。どちらを選ぶか迷った場合は、自分の肌状態や希望に合った方法を医師と相談して決めましょう。
渋谷amiクリニックでは、糸リフトと照射系リフトのどちらも提供しています。それぞれの施術について詳しく説明し、あなたに最適なリフトアップ方法をご提案いたします。まずはお気軽にカウンセリングをご予約ください。
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