2025年5月20日
プルリアル(Pluryal)とは?他の製剤との違いについても詳しく解説

プルリアルは、小じわの改善や肌のハリ感アップなどを目的とした肌育治療として近年注目を集めています。リジュランやスネコスなどの肌育製剤と何が違うのか、分かりづらいと感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、プルリアルの効果や種類、主成分である「ポリヌクレオチド(PN)」の作用、そして他の注入製剤との違いを分かりやすくご紹介します。肌質改善やエイジングケアで施術選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
プルリアルとは
プルリアルは、肌の質感改善や小じわ、たるみのケアを目的とした注入治療で、鮭やマスなどのDNAから抽出した「ポリヌクレオチド(PN)」を有効成分としています。
●PNによるバイオスティミュレーター(生体刺激)効果で、創傷治癒や肌の修復力を高める
●コラーゲン増生やターンオーバー促進により、ふっくらとしたハリのある肌へ導く
プルリアルの種類(渋谷amiクリニック取り扱い)
プルリアルシリーズには複数の製品がありますが、当院では以下の2種類を取り扱っています。
■ プルリアルシルク:目元専用。高純度PNを配合し、デリケートな目元の小じわやハリ改善に特化。
■ プルリアルデンシファイ:PNに非架橋ヒアルロン酸とマンニトールを独自技術で配合。顔全体や首など広範囲に使用可能。
ポリヌクレオチド(PN)の主な作用
コラーゲン生成促進
線維芽細胞を活性化し、コラーゲンやエラスチンの産生をサポート。真皮層の密度を高め、肌の土台から弾力を回復。
ターンオーバーの正常化
肌の新陳代謝を促進し、しぼんだ肌にふっくらとしたハリを与えます。小じわやたるみの改善にも効果的。
血行促進・毛細血管再生
血流が改善されることで肌トーンが均一になり、透明感がアップ。ダメージの修復力も向上します。
抗酸化・抗炎症作用
活性酸素を除去し、炎症を抑制。肌の赤みやくすみを軽減し、健やかな肌状態を維持します。
プルリアルの期待できる効果
①うるおい・ツヤ:肌密度が高まり、水分を保持しやすい肌に
②くすみ・赤みの緩和:肌色が整い、トーンアップ効果も期待できる
③小じわの改善:コラーゲンが増えることで、ふっくらとしたハリ肌へ
④ニキビ跡の凹凸改善:肌の再生力でなめらかな質感に
効果の実感時期と持続
施術直後から肌のツヤ感を感じる方もいますが、最大効果は3〜4週間後に現れます。初期は3週間おきに3〜4回の施術を推奨。その後は3〜6ヶ月に1回の頻度でメンテナンスを行うと、効果を持続しやすくなります。
他の注入製剤との違い
リジュラン
どちらもPNが主成分ですが、プルリアルはより高純度なPNに加え、非架橋ヒアルロン酸やマンニトールを含むことで、保湿・抗酸化作用に優れています。
スネコス
主成分はアミノ酸で、肌への栄養補給が主目的。目元や口元などの細かいしわへのアプローチが得意です。
ジュベルック
ポリ乳酸(PDLLA)を使用し、異物反応を活用してコラーゲンを増やします。毛穴やニキビ跡のクレーター改善に適しています。
プロファイロ
高分子・低分子のハイブリッドヒアルロン酸製剤。肌のハリや弾力を高め、半年ごとのメンテナンスが推奨されます。
ボライト
保湿重視の厚労省認可ヒアルロン酸製剤。肌のうるおいやツヤ、小じわ改善に特化しています。
プルリアルがおすすめな方
✔︎目元・口元など皮膚の薄い部位のしわやたるみが気になる
✔︎ツヤ・透明感のある肌を目指したい
✔︎肌の根本的な改善を図りたい
✔︎手の甲や首などにも治療したい
✔︎自然な若返りを希望している
プルリアルがあまり向かない方
✔︎1回で永続的な効果を求めている方
✔︎即時かつ劇的な変化を望む方
✔︎フェイスラインの引き上げなど、構造的な変化を求める場合
渋谷amiクリニックでプルリアルを体験してみませんか?
プルリアルは、肌そのものの力を引き出し、自然な美しさを育てる注入治療です。肌のハリや透明感を高め、健やかで若々しい印象へ導きます。
渋谷amiクリニックでは、お一人おひとりの肌状態を丁寧に診察し、最適な製剤と施術プランをご提案いたします。
今あるお悩みをケアしながら、未来の肌も育てていく──そんな美容医療をぜひご体験ください。
美容皮膚科の施術にお悩みなら、お気軽にご相談ください!