2025年5月20日
背中ニキビ・ニキビ跡がひどい原因は?ピコレーザーは有効?

背中に繰り返しできるニキビや、なかなか消えないニキビ跡でお悩みの方には、ピコレーザーによる治療がおすすめです。
本記事では、背中ニキビ・ニキビ跡の原因を解説しつつ、美容皮膚科でのピコレーザー治療の有効性について詳しくご紹介します。
目次
背中ニキビ・ニキビ跡とは?
背中ニキビとは、毛穴に皮脂や汚れが詰まり、炎症が起こることで発生する肌トラブルです。ニキビが悪化すると跡が残り、色素沈着や赤み、クレーター状の凹みなどの症状が見られることも。
背中は自分で見えづらく、手も届きにくいためケアが不十分になりやすく、知らない間に悪化していることもあります。
背中ニキビの原因とは?
以下のような要因が複雑に絡み合って、背中ニキビの発生・悪化を引き起こします。
●皮脂や汗の過剰分泌
●不規則な生活習慣・睡眠不足
●食生活の乱れ
●ストレスやホルモンバランスの乱れ
●肌の乾燥や間違ったスキンケア
●シャンプー・トリートメントのすすぎ残し
●衣類による摩擦・蒸れ
背中ニキビは年齢や性別に関係なく生じるため、生活習慣の見直しとスキンケアの改善が重要です。
背中のニキビ跡の種類と原因
ニキビ跡は4種類に分けられます。
赤み
炎症後に残る毛細血管の拡張が原因。時間の経過で自然に薄くなることもありますが、長期間消えない場合は治療が必要です。
色素沈着
炎症によってメラニンが過剰に生成され、茶色く残った状態。自然に薄くなりますが、濃い色素沈着は時間がかかります。
クレーター
炎症が真皮層まで達し、組織が破壊されて陥没した状態。自己修復は難しく、美容医療が必要です。
瘢痕(肥厚性瘢痕・ケロイド)
炎症後にコラーゲンが過剰に生成され、盛り上がった跡。治療には長期間かかる場合があります。
背中ニキビ・ニキビ跡の治療方法
セルフケア
スキンケアや生活習慣の見直しで改善可能なケースもあります。ただし、重症化している場合には限界があります。
一般皮膚科での治療
抗生物質やニキビ治療薬(例:ディフェリンゲル、エピデュオゲルなど)の外用・内服で炎症を抑える方法です。ただし、ニキビ跡の改善には限界があります。
美容皮膚科での治療
美容皮膚科では、肌の状態やニキビ跡の種類に応じた治療が可能です。ケミカルピーリング、レーザー治療、イオン導入、ダーマペンなどを組み合わせてアプローチします。
ピコレーザーでの治療が効果的な理由
ピコレーザーは、従来のナノ秒レーザーよりも照射時間が短く、肌へのダメージを抑えながら高いピークパワーで治療が可能です。ニキビ跡のタイプ別に照射モードを使い分けられるのが特徴です。
ピコトーニング(色素沈着)
・弱いエネルギーを広範囲に照射
・肌全体のトーンアップ
・ 2〜4週間ごとに5〜10回が目安
ピコフラクショナル(クレーター・瘢痕)
・ 微細なレーザーを照射し肌再生を促進
・ 真皮層にアプローチしコラーゲン生成を促す
・ 2〜4週間ごとに6〜10回程度が目安
その他のおすすめ治療
ケアシス(エレクトロポレーション)
針を使わずに成分を深層へ届ける導入治療です。ニキビ後の赤みや炎症を抑えながら、美白・保湿効果を高めることができ、ダウンタイムがないため敏感肌にもおすすめです。
ケミカルピーリング
薬剤を使って角質をやさしく除去することで、毛穴の詰まりを改善し、ニキビの再発を予防します。背中のざらつきやくすみが気になる方にも効果的です。
ジェネシス(ロングパルスNd:YAGレーザー)
赤みを軽減し、毛穴を引き締め、肌質をなめらかに整える美肌治療です。熱刺激でコラーゲン産生も促され、ニキビ跡の凹凸や赤み改善に役立ちます。
ピコレーザーで背中の肌に自信を
セルフケアや一般皮膚科で限界を感じたら、美容皮膚科でのピコレーザー治療を検討してみましょう。
渋谷amiクリニックでは、肌状態を丁寧に診断したうえで、ピコレーザーや他の治療を最適に組み合わせたオーダーメイド治療をご提案しています。
背中のニキビやニキビ跡にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
美容皮膚科の施術にお悩みなら、お気軽にご相談ください!