2025年5月20日
ボトックス注射を打ち続けるとどうなる?デメリットや適切な施術間隔について解説

ボトックス注射は、シワの改善やエラ張りの解消、小顔効果など、美容医療の中でも即効性のある人気施術のひとつです。ただし、1回の施術で効果が永久に続くわけではありません。継続的に施術を受ける必要があるため、「打ち続けると体に悪影響があるのでは?」と不安を感じる方もいるでしょう。
この記事では、ボトックスを打ち続けることで起こる変化やリスク、適切な施術間隔、そして副作用を避けるためのポイントについて、わかりやすく解説します。歯ぎしり・肩こり・多汗症・エラ張りなど、ボトックス治療を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
ボトックス注射の基本効果と治療の流れ
ボトックスは、ボツリヌス菌から抽出された毒素を無害化した製剤で、筋肉の動きを一時的に抑える働きがあります。これにより、表情ジワを改善したり、筋肉のボリュームを減らすことでフェイスラインをスッキリ見せたりするなど、美容や医療の多くの分野で活用されています。
施術は10~15分ほどで完了し、注入から3〜4日で効果が現れ、1週間ほどでピークを迎えます。1ヶ月程度で筋肉の動きがなじみ、自然な状態に整っていきます。
ボトックス注射を打ち続けるとどうなる?
ボトックスを定期的に打ち続けることに健康上の大きな問題はありません。むしろ、繰り返し施術することで筋肉の動きが安定し、効果が持続しやすくなる傾向があります。
エラ・ふくらはぎ・肩こりへの継続効果
- エラボトックスやふくらはぎ痩せなどのボリュームを減らす施術では、筋肉の活動を抑える状態をキープできるため、すっきりしたラインが維持しやすくなります。
- 肩ボトックスでは、初回よりも2回目・3回目のほうが効果の持続期間が長くなる傾向があります。
たるみのリスクはある?
40代以降では、エラに繰り返し注入することで筋肉が細くなり、皮膚が余ってたるみやすくなるケースも。たるみが気になる場合には、ボトックス注射と糸リフトなどの併用施術を検討するのがおすすめです。
ボトックス注射のデメリットと注意点
ボトックスは手軽に受けられる反面、正しく使わなければ以下のようなデメリットが生じることもあります。
効果を感じるまでに時間がかかる
部位によっては、注入から1週間程度でやっと筋肉の動きが抑えられたと感じることも。特にふくらはぎや肩のような大きな筋肉は、効果が現れるまでに時間がかかることがあります。
間隔が短すぎると抗体ができる
ボトックスを短期間で繰り返し打つと、まれに体が「抗体」を作ってしまい、効果が薄れる場合があります。抗体の発生を防ぐためにも、注射の間隔は最低でも3ヶ月以上空けるのが目安とされています。
注入位置や量によっては失敗することも
未経験の医師やカウンセリング不足の状態で施術を受けると、表情が不自然になったり、期待した効果が得られないこともあります。経験豊富な医師のもとで施術を受けることが重要です。
ボトックス注射の適切な施術間隔
ボトックスの効果持続期間は、施術部位や個人差によって異なりますが、一般的には3〜4ヶ月程度。多汗症治療での使用(脇や手のひらなど)は、4〜6ヶ月間効果が続くことが多いです。
・効果を持続させたい場合でも、効果が切れる前のタイミングで再注入するのがポイント。
・ただし、3ヶ月以内に同一部位へ打ち続けるのはNG。抗体ができやすくなるリスクがあります。
・他部位への注射であれば、3ヶ月以内でも問題ないとされています。
ボトックス注射後の注意点とケア
ボトックスの効果を最大限に引き出し、トラブルを防ぐために以下のポイントを意識しましょう。
施術後数日間は体を温めすぎない
施術後3〜4日は、サウナや激しい運動、熱めの入浴などを避けて体温を安定させましょう。体を温めすぎると、ボトックスの効果が弱まることがあります。
注入部位のマッサージは避ける
注入したボトックスが広がってしまい、狙った部位に効果が出づらくなったり、副作用の原因になることもあります。
効果が物足りないときの対策
もし「思ったより早く効果が切れた」「仕上がりに満足できない」と感じた場合は、
・糸リフトとの併用で小顔効果をアップ
・ヒアルロン酸注射と組み合わせて、しわ改善の持続性を高める
など、他の施術を取り入れて満足度の高い仕上がりを目指すのもひとつの手です。
渋谷amiクリニックのボトックス治療
ボトックスは回数を重ねるごとに微調整が必要となる繊細な施術です。注入量や打つ位置、筋肉の動きを見極める医師の経験と技術によって、仕上がりの自然さが大きく変わります。
渋谷amiクリニックでは、症例経験が豊富な女性医師が施術を担当。
患者様の悩みに寄り添い、一人ひとりの顔立ちや筋肉の状態に合わせた最適な注入法をご提案いたします。
「毎回、同じような仕上がりにしたい」「自然に見せたい」「安心して継続したい」という方は、ぜひ一度カウンセリングへお越しください。
美容皮膚科の施術にお悩みなら、お気軽にご相談ください!