2025年3月4日
ピコレーザーの機械にはどんな種類がある?

ピコレーザーを導入している美容クリニックが増えていますが、機器の種類もさまざま。どのピコレーザーを選べばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、 ピコレーザーの基本構造や代表的な機種の違いを詳しく解説 します。施術を受ける前に、自分に合う機種を見極めましょう!
目次
ピコレーザーは基本的な機能は同じ
ピコレーザーの基本的な機能を調整して組み合わせることで、 しみ・肝斑・ニキビ跡改善などの効果やダウンタイムの有無が決まります。
照射方法
ピコレーザーには「ピコスポット」「ピコフラクショナル」「ピコトーニング」の3つの照射モードがあります。
✔ ピコスポット → ピンポイントでしみやそばかすを除去
✔ ピコトーニング → 広範囲に低出力で照射し、美白・肝斑治療に適応
✔ ピコフラクショナル → ドット状に照射し、毛穴・肌質改善に効果的
肌の状態やお悩みなどに合わせて、それぞれ単独で施術する場合もあれば、組み合わせて施術する場合もあります。
レーザーの波長
ピコレーザーの波長は 532~1064nm の範囲で異なり、 メラニンの深さや肌の状態に応じて適した波長を選択 できます。
✔ 短い波長(532nm) → 肌の浅い層に作用し、そばかすやしみ向き
✔ 長い波長(1064nm) → 深い層に届き、肝斑やくすみに効果的
✔中間波長(694nm) → ルビーレーザー搭載機種で青あざやADM(後天性メラノサイトーシス)に適応
パルス幅
1回のレーザー照射の時間(パルス幅)が短いほど、 周囲の組織に熱影響を抑えつつ、高エネルギーを届ける ことが可能になります。
代表的なピコレーザーは5機種!
ピコレーザーは美容医療レーザーの中で最新機種です。ピコレーザーといっても実際にはたくさんの機種がありますが、代表的な機種としては5つです。
5つの機器はそれぞれに開発したメーカーが異なり、基本的な機能にも性能上の違いがあらわれ、それぞれの機器の特徴につながります。
同じピコレーザーでもそれぞれの特徴を知っておくことで、自分の悩みや目的により成果のある機器を選んだほうがより効果的な施術が受けられるでしょう。
ピコシュア
● アメリカ・サイノシュア社製(世界初のピコレーザー)
● 波長:532nm、755nm(アレキサンドライトレーザー)
【特徴】
✔ メラニン吸収率が高く、しみ・くすみに特化
✔ 低エネルギーで副作用が少ない
✔ ニキビ跡やタトゥー除去にも適応
ピコウェイ
● アメリカ・シネロンキャンデラ社製
● 波長:532nm / 730nm / 1064nm
【特徴】
✔ 3つの波長を搭載し、しみ・肝斑・タトゥーに対応
✔ 熱ダメージを最小限に抑え、肌への負担が少ない
ディスカバリーピコ
● イタリア・クアンタ社製
● FDA承認
● 波長:532nm / 694nm / 1064nm
【特徴】
✔ 3波長搭載で多彩なニーズに対応可能
✔ ルビーレーザー搭載
✔ 短いパルス幅でダメージを抑えた施術が可能
✔ ジェネシスモードも搭載
✔ カラータトゥー対応
エンライトン
● アメリカ・キュテラ社製
● 波長:532nm / 670nm / 1064nm
【特徴】
✔ 2つのパルス幅を使い分け、しみ・肝斑治療に特化
✔ 美肌治療と色素沈着治療の両方が可能
スペクトラピコ
● 韓国・ルートロニック社製
● 波長:532nm / 595nm / 660nm / 1064nm
【特徴】
✔ 4つの波長を搭載し、あらゆるしみに対応
✔ 炎症後の色素沈着のリスクが低い
ピコレーザーを選ぶなら
「ピコレーザーの種類が多すぎて、どれが合うのかわからない…」という方は、まずは クリニックのカウンセリング を受けるのがおすすめです。
渋谷amiクリニックでは、最新のディスカバリーピコを導入し、肌診断機を使用したカスタマイズ治療を提供しています。
✔ 医師が肌診断機を用いて正確に肌状態を分析
✔ 一人ひとりの肌質に合わせたオーダーメイド照射を実施
✔ 施術ごとに肌の状態をチェックし、細かく調整
ピコレーザーで 最大限の効果を引き出したい方は、ぜひカウンセリングへお越しください!
美容皮膚科の施術にお悩みなら、お気軽にご相談ください!