2025年1月29日
肩こりにボトックスが効くって本当?施術方法や効果、薬剤について解説

肩こりに悩んでいるならボトックス注射を受けてみませんか?マッサージをしなくても、自然と肩が楽になるので気分も上向きになれるはずです。
この記事では、ボトックスが肩こりをどのように解消してくれるのか、詳しい施術方法やボトックスの種類についても解説します。マッサージしても治らない肩こりにお悩みの方は、読んでみる価値ありです。
目次
肩こりはどんな症状?
肩こりは肩や首、背中の筋肉が張ったような感じから始まり、徐々に痛みや重だるさをともなうようになります。
肩こりがひどいときには頭痛や吐き気、疲れ、腕のしびれなど全身の不調にもつながり、日常生活に支障をきたすこともあります。
肩こりに気付いてないだけかも…生活習慣をチェック!
不快な症状であるにも関わらず、肩こりに気付かない場合もあります。肩こりを起こす要因のほとんどは生活習慣にあるため、自覚がない方は肩こりにつながる生活習慣をしていないか振り返ってみましょう。
● 1日のほとんどがデスクワーク
● パソコンやスマホの長時間使用
● 運動不足
● 猫背、前かがみ
● 眼精疲労
● 肩で荷物を持つ
デスクワークの方は、長時間にわたって同じ姿勢をとり続けるようになります。とくにパソコン・スマホなどを使う機会が多いと前のめりになり、肩や首、背中の筋肉がピンと張りっぱなしの状態です。
筋肉が長時間緊張すると血行が悪くなって、老廃物が溜まってくると筋肉疲労を起こして肩の痛みや重怠さを引き起こします。ブルーライトなどによる目の疲れも、背中や肩の筋肉疲労を起こして肩こりを助長してしまいます。
肩こりで受診する目安は
マッサージなどのセルフケアで改善する肩こりであれば大きな問題はありません。しかし、強い痛みをともなう肩こりが長期間続いている場合や、全身の症状へと発展して日常生活に困っている場合には医療機関を受診しましょう。
筋肉の緊張が強すぎると、神経を圧迫もしくは損傷している可能性もあるため、あまり我慢しないようにしましょう。
肩こりにボトックス注射が効くのはなぜ?
ボトックスには、神経の働きを邪魔して持続的に筋肉をゆるめる作用があります。即効性はありませんが、2~3日で筋肉が緩んで血行が改善され、1週間程度で老廃物が代謝されていき肩の痛みや重怠さも緩和されて肩が軽く感じられるはずです。
肩こり解消効果は1ヶ月程度で安定し、3~4ヶ月程度はボトックスの効果が持続するため、いつも通りの生活でも肩がすごく楽に感じられるでしょう。
肩こりボトックスの効果は
肩こりボトックスは肩こりの解消を目的に行われますが、実は首が細く長く見えたり、小顔に見えたりなど、見た目にも嬉しい効果があります。
どのような効果を求めているのかをカウンセリングで医師にしっかりと伝えることで、肩こりの解消とともに美しさも叶えられます。
長期間の肩こり解消
ストレッチやマッサージなどで筋肉がほぐれると、圧迫されていた血管の状態が改善されて一時的に解消できます。しかし、普段から同じ姿勢をとり続けていると毎日筋肉をほぐさないと肩こりになります。
肩こりボトックスは1回の施術で自然と症状が軽くなり、3~4ヶ月も効果が続くのが特徴です。マッサージをしなくても筋肉が緩んで老廃物がスムーズに排出されていきます。個人差はありますが、注射してから1~2週間で不快な症状が緩和されます。
首が細く華奢に見える
筋肉の緊張が続いていると筋肉が太くなって、肩のラインが盛り上がり首を短く見せてしまうことがあります。また、肩回りの血管が圧迫されてむくみが生じやすく、がっちりした体格に見えてしまうでしょう。
肩で発達して盛り上がった筋肉に肩こりボトックスを注射すると、徐々に筋肉が細くなっていき、施術後1ヶ月程度で首が細くみえるようになり、肩のラインが見違えるほど華奢に見えるでしょう。
小顔効果
肩の筋肉が減ると、盛り上がっていた肩の位置がグッと下がって首が細く長く見えるようになります。これによって、肩から首にかけてシルエットがスッキリするため、視覚効果がはたらいて今までよりも顔が小さく感じられるでしょう。
肩こりボトックスの施術方法
肩こりに関係している筋肉は「僧帽筋(そうぼうきん)」「半棘筋(はんきょくきん)」「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」などです。これらの筋肉を触って、張っているところや痛みのある位置を確認します。
おもに肩こりを起こしている筋肉に、ボトックス注射を片側で5~10か所に分けて注入していきます。針を刺すときにチクッとした痛みがあり、筋肉にボトックスを注入をする際には強く圧迫されたように感じるでしょう。
施術時間は10~15分程度と短く、マッサージを受けるよりも短時間です。肩こりの症状が強い方には、ボトックスの注入量を増やしたり施術間隔を短くしたりします。
施術間隔
肩こりボトックスは、一般的に3~4ヶ月程度のペースで施術を繰り返しますが、症状の程度や注入量、施術部位などによって多少の違いはあります。
肩こりが軽い場合には、6ヶ月に1回程度の間隔でも効果を実感できる方もいます。逆に肩こりがかなりひどい方は、2ヶ月に1回程度の短い間隔で施術を受けるようにすすめられることもあるでしょう。
2ヶ月間隔は通うのが大変だと思う方もおられますが、打ち続けていくうちに肩の筋肉がゆるむ期間が延びていくので、ボトックスを打つ間隔が徐々に空いていきます。
ボトックスの副作用
ボトックスは副作用やダウンタイムがほとんどない施術ですが、医師の注入技術によって効果や副作用のあらわれ方が異なります。
注入する位置を間違えたり量をたくさん注入してしまったりすると、一時的ではあるものの肩がうごかしづらくなって重だるくなることがあり、肩こりが悪化したように感じられるようです。
ボトックスは針で筋肉に注入してダイレクトに薬剤を作用させる施術です。ボトックス注射の知識や技術があり、経験の豊富な医師を選ぶようにしましょう。
肩こりに効くボトックスの種類
肩こりボトックスにもさまざまなボトックスが用いられますが、渋谷amiクリニックではアラガン社製のボトックスと韓国製のボツリヌストキシン製剤を用いています。
アラガン社のボトックス
アメリカのアラガン社が製造販売しているA型ボツリヌス毒素製剤です。表情じわに対して厚生労働省の認可がおりていて、肩こりボトックスにも効果的です。
いわゆる先発医薬品であるボトックスは薬剤そのものが高品質で、保管や輸送での品質管理体制も徹底しています。世界各国で認められ多くのクリニックでも実績があり、ほかのボツリヌストキシン製剤と比べて料金設定は高い傾向にあります。
肩こりへの効果持続期間は、一般的に3~4ヶ月程度です。効果が切れる前に肩ボトックスを打ち続けると効果を長持ちさせることができます。
amiクリニックでは、アラガン社のボトックスを用いた肩こり治療は110,000円です。
メディトックス社のイノトックス
韓国のメディトックス社が製造したボツリヌストキシン製剤で、タンパク質を取り除いた純度の高い製法が特徴です。
抗体ができにくく、アレルギー反応などの副作用が起こりにくいことから韓国のMFDA(日本でいう厚生労働省)に認可されています。
一般t的なボトックス注射は粉末の薬剤を溶かして液状にしてから使用しますが、イノトックスはもともと液状製剤のため、常に濃度が一定で感染のリスクも抑えられます。
効果の持続期間は4~9ヶ月程度で、従来のボツリヌストキシンに比べて効果が長持ちです。
amiクリニックではイノトックスの肩こり治療は39,600円で、アラガン社製のボトックスよりも安い料金で受けられます。
肩こりボトックスで体も心もスッキリ軽くしよう!
肩ボトックスは1回の施術でも肩の緊張が自然とほどけていきます。定期的に施術することで、繰り返す肩こりやひどい肩こりも解消され、体がとても楽に感じるでしょう。
渋谷amiクリニックの肩ボトックスでは、首を細く長く見せたり肩のラインを美しく魅せることもできます。肩こりボトックで見た目の美しさも叶えましょう。
美容皮膚科の施術にお悩みなら、お気軽にご相談ください!